



移住・定住促進事業
現在、都市の生活を離れ、田舎暮らしをめざす人たちが全国的に増えています。それには様々な要因があるでしょうが、それは今は措くとして、伊是名島でも移住する方が少しづつ増えてきています。都市の生活スタイルと島の暮らしのギャップに戸惑いながらも島という新天地に根付こうと努力されています。すべてが順風満帆に進んでいるとは云えませんが、あせらずゆっくりと時間をかけながら島人になっていくことが大事だろうと思います。移住される方々は相応の覚悟をし決断し移り住まれるのと同じように、受け入れる私たちもまた、それなりの覚悟をもたなければならないと考えています。そして、双方の温かい理解が深まっていく中で、定住への道筋が見えてくるものだと思っています。
私たちは、双方の様々な問題をゆっくりと解きほぐしながら、笑顔で暮らしていける環境をつくっていく、そんな役目を担っていければと考えています。





一度は憧れる離島暮らし。けれど、気候や習慣もあれもこれも今までの生活とは違うことばかりで不安という方も多いのではないでしょうか。事実、観光で訪れる離島のイメージと暮らしの中で感じる離島のイメージは大きく違います。都会では当たり前のことがここでは特別なことであったり、流れる時間のスピードが格段にゆっくりであったり、人と人のつながりが濃密であったりと、実際に暮らさなければ感じることのできない様々なことがあります。将来、離島暮らしを考えている皆様へ、離島暮らしをめぐる様々な情報より、短期間ですが島民として自らのからだで感じる離島暮らしを疑似体験していただく、それが「試住」プログラムです。
伊是名島は人口1,500人ほどが暮らす農漁業を中心とした静かな島です。決して有名な島ではありませんが、優良な自然環境や伝統的集落景観、フレンドリーなコミュニティが残る小さな島です。その島の中で私たちが再生した築60~70年の再生古民家に滞在し、島の生活を疑似体験していただきます。生活の諸問題へのバックアップ体制は整えてはおりますが、基本的には近所の方に相談したり、頼ったりと生活者としての日常を過ごしていただきたいと考えていす。 近所の畑の手伝いをしたり、海に魚を捕りにいったり、家の周りの草取りや花壇の手入れをしたり、タイミングが合えば古民家の修復の手伝いをしたりと時間の使い方は様々です。もちろん、何もしないゆったりした時間を過ごすことも大切な過ごし方です。
滞在される期間の中で、ご希望があれば、伊是名島移住歴23年の当法人代表が離島移住への様々な疑問にお答えします。島での住むところはどう確保するの?島ではどんな仕事があるの?島でこんなことをやってみたいんだけど?島での生活費はどれぐらいかかるの?島暮らしのメリットもデミリットも忌憚なくお答えします。

この試住プログラムは、2018年11月~2019年3月(年末年始は除く)の期間中、3棟の再生古民家を活用し提供いたします。再生古民家には通常の生活に必要な日用品はすべてそろえてあります。利用料金は1クール(1週間【7泊】)70,000円(税込)です。1棟につき5組の寝具を準備し ておりますが、追加の場合別料金が必要です。
※観光目的のご利用は、既存の料金体系での設定です。(申込み時に既存利用の申込書とは別の「試住」申込書の提出が必須です。体験後、簡単なアンケートにお答え頂きます。)
※滞在日数が7泊以下の場合でも1クールの料金となります。
※3棟の再生古民家を準備しておりますが、ご利用人数等に合わせどの古民家に滞在していただくかは、こちらで決定いたします。ご希望はお聞きしますがお応えできない場合もあります。
平成30年度の実施要項
■提供期間 平成30年11月1日~平成31年3月20日まで※期間中でお受けできない日程もあります。必ず事前にお問い合わせください。
■募集開始 平成30年7月10日
■先着10組まで利用料金70,000円の半額35,000円を助成いたします。※終了しました。
■ご利用後、簡単なアンケートにお答えいただきます。
■参加申込書をメールあるいはFAXでお送りいたしますので必ず提出してください。
■ご利用予定日の5日以降のキャンセルはキャンセル料が発生いたします。
■その他、不明な点はお問い合わせください。

※移住は人と人の関わりだと思っています。基本的に電話による口頭でのお話とさせていただいております。メールには、問い合わせの簡単な概要と電話での対応可能な時間帯をお知らせください。メールによる詳細なお問い合わせにはお答えしかねる場合があります。
お問い合わせ電話:0980-50-7330(島の風)